究極の片思いファンタジー [ウルトラミラクルラブストーリー]まとめサイト

この映画でどんな解釈をする?

カメレオン俳優として配役ごとに豹変してしまう本格派俳優として大活躍中の松山ケンイチ。基本的に個性の強いキャラクターを演じることが多いのに、いつも見事にその役になりきってしまいます。普段は出身の青森県の下北弁で話しているのに、役に入ればまったく訛りもなくその役になりきっての演技が高い評価をされています。

超個性的な役を演じることが多い松山ケンイチ主演となると、そうでなくても気になります。今回の映画は松山ケンイチ自身が「ラブストリー意外の部分が大事で、本当にぶっ飛んでいる映画で今まで観たことがない映画」と言っている作品が2009年6月6日公開で横浜監督の【ウルトラミラクルラブストーリー】です。

ウルトラミラクルラブストーリー

『ウルトラミラクルラブストーリー』はベタなラブストーリーだと思って見たら「えっ?何これ??」とこれがウルトララブストーリーでおまけにミラクルまでついちゃうラブストリーなわけ??と驚いてしまいます。見終わった後に、どんな感想を抱くのか・・というのが映画の醍醐味です。映画評論家やコメンテーターのウンチクなどに惑わされることなく、自分が感じたままを感じるのが一番なのでそういう意味で【ウルトラミラクルラブストーリー】は、観ている側の意見が大きく分かれたり、様々な感想を持つ作品であることは間違いないまさに『今まで観たことがない』映画です。

主演の松山ケンイチが、この作品に出演した決め手として「脚本からかわっている」と話しています。自由な世界感で枠組みだったりジャンルにとらわれない作品の世界感に自分自身が挑戦したいというのが出演の決め手になったそうです。そして青森出身の松山ケンイチさんらしく、【ウルトラミラクルラブストーリー】を撮った横山聡子監督も同じく青森県で撮影も青森で言葉は津軽弁というのが、こんなチャンスはなかなかないかな。というも決め手のひとつとしてあったそうです。作品の中ではもちろんずっーーーと津軽弁になっているので、????と思うところもこれまたこの作品の魅力のひとつになっています。

作品の内容はかなりファンタジーの部分があるので、つじつまがあわない。と思うかもしれませんがファンタジーなら納得できるはず。ラブストーリーではなくて、究極のファンタジーに片思いのラブが詰まっているので、ありがちなラブストーリーではないまさにウルトラミラクルラブストーリーです。

ざっくりあらすじ

舞台は青森県にある田舎町が舞台なので、映画の中での会話は津軽弁でのやり取りになります。松山ケンイチが演じるのは、農業を営んでいる子供のような思ったままに生きてかなり言動も子供では?!と思ってしまうような天真爛漫の子供のような行動そのままの青年・陽人です。陽人は祖母のもつ(渡辺美佐子)と一緒に農業をしていますが、部屋の片付けは全くできず、そして自分のする一日の行動もホワイトボードに書かないとダメというかなり風変わりな青年です。三沢病院で陽人は三沢医師(原田芳雄)から診てもらいますが、医師から陽人は全く相手にされません。

青森の田舎町に、一人の女性(麻生久美子)が東京から移転してきました。彼女の名前は町子で保育士です。どうも浮かない顔に様子ですが、町子は恋人の要(ARATA)を交通事故で失っただけではなく、交通事故の衝撃で要の首は飛んでしまっていて、未だに首が見つかっていないのです。交通事故で亡くなってしまった恋人の要の首を捜して、町子はカミサマ(藤田弓子)を訪ねて恋人の失った深い悲しみと失意の中で、田舎町へ引越してきてかねしろ幼稚園に新しい保育士として働き始めます。

かねしろ幼稚園で働いている町子ですが、幼稚園の近くに野菜を販売にしにやってきた陽人と出会います。陽人はまさに一目惚れで、すぐに町子先生に恋をします。すっかり町子先生が好きになった陽人は、それからも何かと幼稚園にやってきて町子先生に何とか会えないかと無理やり試みます。要のことを未だに引きずっている町子からすると、陽人の強引さに加えてテンションにとても付いていけません。それなのに、陽人は相変わらずのテンションで、がんがん町子先生に猛烈アピールを続けていきます。完全にドン引きされているにもかかわらず、ある意味とってもポジティブでかつ強引です。陽人はなんとか町子先生と両思いになりたいと一生懸命になにかにつけて幼稚園にやってきます。

陽人はとにかく自由人なので、あちらこちらで騒動を起こしてしまいます。ある日の夕方に、町子先生を陽人は強引に誘いますが困った様子の町子先生を見ても、陽人はぐいぐい誘いますが園児の父親から助け舟が出てなんとか町子先生は陽人の誘いから逃れることができました。

自由人の陽人ですが、さすがに祖母のもつから外出禁止令を出されてしまいます。外出禁止令が出てしまった陽人は、自由に外に出ることができないのでキャベツ畑で小学生と遊び、キャベツ畑になんと首だけ出た状態でまるで陽人がキャベツになったように埋まります。

キャベツ畑にまるでキャベツみたいに埋まっている陽人に、小学生はすぐ近くにあった農薬を撒く噴霧器でキャベツ畑の一面に、そしてもちろん陽人の頭部にも農薬を撒き散らします。当然キャベツ状態になっている陽人の顔にも農薬がたっぷりで農薬まみれになってしまいました。小学生はひとしきり農薬を撒き散らして遊んだあと、キャベツ畑に埋まっている陽人をそのままの生めた状態にして帰ってしまいます。陽人は身動きの取れないままの埋まった状態でも、笑顔のままで結局そのままの埋まった状態で夜を迎えます。

陽人が目を覚ましたのは、三沢病院のベットの上でした。キャベツ畑に埋まった状態のままだった陽人は、そのままキャベツ畑で気を失ってしまったのでしょうか?!三沢病院に担ぎ込まれていました。そして驚くべきことに、目が覚めた陽人はいつもの自由気ままの子供のような陽人ではなくなっていて、落ち着いていて、礼儀正しくなっていて言葉遣いもとても丁寧でまるで生まれ変わったようで、まさに別人のようになっていました。

翌日、陽人は町子先生に会うためにかねしろ幼稚園を訪れますが、今までとは全く違う陽人の礼儀正しい言動に町子はとっても驚きます。「今のほうがいいかも」とふと漏らしてしまいますが、以前の陽人とはまるで人が変わった様子の陽人にすっかり驚いてそんな言葉を漏らしてしまったのでしょう。そして帰り道を歩きながら穏やかな話しぶりの陽人に心を少しだけ開いたのか、町子は陽人に自分の携帯電話の番号を教えます。

陽人は「好きな人いるの?片思いなの?」と訪ねて、町子を街へと誘いますが「両思い」とウソをついて、陽人を残してさっささーーと自転車を漕いで行ってしまいました。残された陽人は幼馴染みの太(ノゾエ征爾)が作業している農協倉庫へ遊びに行きます。太を訪ねて行ったところ、陽人は突然激しく追うとして倉庫から出て行きました。

激しく思いっきりゲーゲーと嘔吐した陽人は、嘔吐したらなんとまたまた元の陽人に戻ってしまいました。あれ??!!以前の陽人になってしまったら、せっかく町子先生と少し距離が近くなったのに、またダメになってしまう~~!!!!!

一方町子の方はというと、カミサマと呼ばれている祈祷師のところへ足を運んでいます。そしてカミサマから町子は「生きているものは、死んでいるものの声に耳を澄ますのだ」という言葉をいただき考えさせられています。

いままでの陽人に戻った陽人はというと、祖母が陽人が結婚するときにと貯金しているお金を仏壇から盗んで、幼馴染みの太から大量の農薬を購入します。そしてその時に、太から陽人が大好きな町子先生の噂を聞くのでした。

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